【体験談】ITパスポート合格体験記

 

[st-kaiwa1]ITパスポートの試験を受けてきたわ。[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]ITパスポートってITの資格?[/st-kaiwa2]

[st-kaiwa1]そうよ。

ただITの知識以外にも、経営全般に関する知識も必要となるわ。[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2 r]じゃあ文系・理系を問わない感じだね![/st-kaiwa2]

 

こんな方におすすめ

  • ITに関する知識を高めたい
  • ITパスポートの試験にこれから挑戦したい
  • 12ヶ月で取得できそうな国家資格に興味がある

 

ITパスポートの概要

出題形式

四肢択一式で全100です。

ストラテジ系(経営全般):35問程度 マネジメント系(IT管理):20問程度 テクノロジ系(IT技術):45問程度

 

注意として、総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であることが合格基準となります。

 

ITパスポートの試験時間

120分です。

 

ITパスポートの受験料

税込み7,500円です。(2022年6月現在)

 

ITパスポートの試験日

CBT方式で、希望の受験会場に予約し会場のパソコンで受験します。

筆記用具、電卓等の持ち込み不可です。

 

メモ用紙、鉛筆、消しゴムは会場で準備されたものを使用します。

試験会場のパソコンは1つの部屋を各ブースごとに分かれております。

周囲の音が気になる方には、ヘッドフォンの貸し出しがありました。

 

ITパスポート会場でのコロナ対策

わたしが受験した地方の会場では、マスク必須で試験会場に入室の際にはアルコール消毒が置いてあり、検温もありました。

試験当日の受付の際にも、受験者と受付の間にはアクリル板が設置されておりました。

 

会場のブースも仕切りがあったため(これはコロナ禍以前からだと思います)感染対策は問題なさそうだと感じました。

 

ITパスポートを受験しようと思った理由

転職先の企業がITパスポートの取得を推奨していたためです。

IT業界は未経験なので、ITの知識をつけたかったこと、少しでも自信を持ちたかったことです。

 

また、ITパスポートはITに関しては入門的な資格ではあるものの、国家資格なので資格としての価値も高いと思いました。

 

ITパスポート受験の際の注意点

シラバスの改訂

(試験時のシラバスに対応した、最新版のテキストであるかどうかもポイントです)   まず、シラバスの改訂に注意が必要です。 IT業界やその周辺に関する言葉は、どんどん新しい言葉が入ってきています。   たとえば、2020年〜2021年だとコロナ禍で在宅勤務が増え、『テレワーク』という言葉をよく耳にするようになりました。 同じ頃、『SDGsエスディージーズ)』もよく耳にするようになりました。 これらの言葉を、文章問題として問われたときに理解しておく必要があります。   わたしが受験した202110月の時点ではシラバス5.0でしたが、この記事を書いている20221月にはシラバス6.0についての情報が更新されています。 試験範囲に加えて、シラバスの改訂も気を付けておく必要があります。   詳しくは、公式サイトである情報処理推進機構の試験項目から確認いただけます。  

ITパスポートの勉強時間の目安

ITパスポート合格までの勉強時間

  インターネットで調べてみたところ、『100時間程度』と書かれておりました。 しかし、シラバスの改訂を把握したり精神的な余裕を持つためにも受験した体感としては『130150時間程度』必要だと感じました。   わたしはITに関しては興味があったので、周囲より詳しい方だと自負していたところがあります。 そのため、100時間程度で受験を試みましたが、100時間程度経った時点では、まだ合格の自信が持てませんでした。 そのため、受験日を2週間ほど延長しました。 延長方法については後述します。  

ITパスポートの勉強開始時期

勉強時間は1ヶ月半〜2ヶ月を計画していました。   ITパスポートを取得するまでの時間が『100時間〜』だと見込んでいたので、50時間ほど勉強して何度か過去問題も解いていく頃に受験会場を決めて予約しました。 あまりに早く予約してしまうと勉強が追いつかず、かと言って予約が遅くなると長丁場になってしまいます。 一通り目を通して過去問題も解き始めた頃がちょうどよいタイミングかと思いました。  

ITパスポートの参考書

 

ITパスポート合格までの参考書は、『いちばんやさしいITパスポート』シリーズです。

本書を選んだ理由としては、よく売れている事、本書を利用して合格者が出ている事、ポイントがまとまっていて読みやすかったことです。

 

他の本とも比較しましたが、本書は横文字にフリガナが振っていて都度しらべなくて良かったり、文字とイラストのバランスもちょうどよいと思いました。

本によってはイラストやマンガ調が強くて文字を読み飛ばしてしまい分かりにくいものもありました。

 

個人差もあると思うので、試し読みやプレビュー画面で確認してから購入するのも一案かと思います。

 

ITパスポート合格までのオススメの勉強法

(馴染みのないシラバス用語はノートに手書きし記憶を定着させます。)

 

テキストを一読する→過去問を解く→苦手科目を念入りにする→シラバスをチェックする。

この流れで受験希望日の1〜2ヶ月前から勉強を始めました。

 

なかなか記憶が定着しない用語や問題はノートに手書きし、記憶に留めておくことができるよう工夫しました。

過去問は過去問道場で掲載されている5年分くらい(10回分)は行いました。

 

ITパスポートの過去問

(苦手な計算問題は、書き写すことで苦手意識をなくしていきます)

 

過去問は5年分くらい(10回分)は行いましたが、試験は過去問から出るのか?といった疑問についてです。

 

わたしが受験した2021年の秋では、過去問とまったく同じ問題も出たが、見たこともない問題も一部出ました。

見たこともない問題とは、ITパスポート主催の情報処理推進機構が管轄である、ITパスポート以外の情報処理の試験の問題です。

具体的には、『基本情報技術者』や『応用情報技術者』といった試験です。

 

ITパスポートは入門的な情報処理の試験なのに、より高レベルの試験から出題されて困る!といった意見が聞こえてくるのも最もです。

しかし、そういった高レベルの試験から出題されるものは数える程度なので、過去問を8割程度は解けるようにしておくことが合格への一歩だと考えます。

 

ITパスポート受験の際の裏技

受験日の変更

 

ITパスポートの受験は、申し込み後に受験場所と受験日を1度だけ無料で変更することができました。

過去問を解いていく中でもう少し勉強時間が欲しいと思い、受験場所と受験日を変更し時間を稼ぐことができました。

 

ITパスポートの受験は各地で年中行われているので、ギリギリの状態で受験するよりも受験日を延長するという方法もあります。

 

選択肢に悩んだら?

 

ITパスポートのとあるテキストに書いてありましたが、過去のITパスポートの試験では、『ア』〜『エ』の回答のうち、『ウ』の回答率がもっとも高かったとの統計結果が出ています。

今後の試験でどうなっていくのかは分かりませんが、試験中にもし回答に迷ったら、回答率が高い『ウ』を選択しておくのもひとつかもしれません。

 

試験当日

CBT会場

会場は選択する場所によって様々かと思います。

わたしはホテルの中にある一室で受験しました。

 

1部屋あたり1520人の部屋でしたが、今思うといいサイズ感の教室を選んだと思います。

大規模な部屋になると周囲が気になったり気が散る要素が増えるからです。

試験中もリラックスして受けることができました。

 

会場周辺のコンビニと飲食店

 

早めに会場に向かって周辺で勉強する際には事前のリサーチが必要です。

わたしが選んだ会場はホテルの中の小規模会場だったので、ホテルの建物内で座って本を読み返すことができるスペースもありました。

トイレも並ぶことなく使用できました。

 

大規模会場となると、会場に着いてから部屋を探したりトイレに並んだりする時間も要します。

会場は数ある中から選べるので、自分にあった会場選びも当日の試験のポイントでもあるといえます。

 

合格発表

 

正式な合格発表は受験後1ヶ月ほど経過してからITパスポート運営元の情報処理推進機構のホームページより確認することができました。

 

しかし、CBT方式なので試験会場で試験終了と同時に点数が画面に表示されるため合否が分かります。

その場で点数が出ることを把握していなかったため、結構ビックリしました。

受験する側としては、運命の瞬間です。

 

ITパスポートを受験して思ったこと

メリット

システム開発についての項目は、IT業界の実務経験でも知識が直結しました。また、ITパスポートの次に目指すべく、基本情報技術者の試験につながるものがあります。)

 

未経験でIT業界に就職するため、ITパスポートを取得していることと勉強をとおしてITの知識があるので少しは自信を持てるようになりました。

IT業界にいるなら知っていて当たり前の用語も、恥をかくのを免れたと思うこともあります。

 

IT業界に従事していなかったとしても取得しているとメリットが大きいと思います。

理由としては、今後ITの知識が必要となることはあっても、不要になっていくことはないからです。

たとえば、2021年のニュース記事として大手保険会社の複数がITパスポートの取得を推奨もしくは義務化していることを知りました。

 

また、2022年から高校で『情報』が共通必須履修科目となることで、ITパスポートの試験が見直され注目されております。

これらの理由により、費用対効果が大きく取得してよかったと思える試験でした。

 

デメリット

1〜2ヶ月ほどの勉強期間で取得できる試験で、身に付く知識も多かったので、特にデメリットと感じる部分はありませんでした。

強いて言えば、7,500円で高いと思いました。

 

まとめ

ITの知識をつけたい方はもちろん、何か資格取得に挑戦したい方にもオススメしたい試験です。

ITパスポートを取得することで、ITの知識を体系的に理解しているという自信を持つことができました。

取得までの期間も1〜2ヶ月と集中力の切れない期間で取得できるので、挫折せずに取り組むことができました。

 

独学が苦手という方は、スクールや合格に向けての教材を利用してみるのも効率よく取得できる方法のひとつです。

Udemyなら自宅から学習できて、『ITパスポート最速合格コース』や『ITパスポート過去問解説動画』といった学習教材も低価格・高品質で提供されています。

 

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